フードドライヤーでは、ドライフルーツなどをご家庭で気軽に作ってお楽しみいただけます。
その他にも肉を乾燥させて作るジャーキーや、魚を乾燥させて作る日本の食卓で長く愛されている干物なども作れます。フードドライヤーで乾燥させた肉や魚を柔らかく調理するコツをご紹介します。
○動物性たんぱく質
魚や肉などは、主に動物性たんぱく質でできた食材です。動物性たんぱく質は加熱すると固くなってしまうという弱点があるため、柔らかい状態で口にするには加熱温度を調節する必要があります。
一方、魚の干物がお好きな方の中には噛む力が弱くなってくる年代の方も多く、温かくて柔らかいものを食べたいというニーズはとても高いのです。
ウミダスジャパンではフードドライヤーで乾燥させた食材を使ったレシピもご紹介していますが、戻して使用する時に温かく柔らかくなる調理法に関するお問い合わせも少なくありません。
○消化酵素とは?
そこで注目されているのが消化酵素です。消化酵素とは食べ物を人間の体に摂り入れやすいように分解するもので、人間の体の中にもあります。食べ物の中にもたんぱく質分解酵素を含んでいるものを挙げることができ、パイナップル・マンゴー・キウイフルーツなどの酸味の強いフルーツや、まいたけ・納豆・大根などに豊富に含まれています。ステーキやハムの下ごしらえでパイナップルを載せておくのにも、ちゃんとした理由があるのです。
○麹がポイント
消化酵素は、日本酒の製造過程で必要な「麹」にも多く含まれています。
他にも、味噌・塩麹・酒粕など製造過程で麹を使っている食材に注目です。
消化酵素自体は加熱処理に弱いので注意が必要ですが、肉や魚など調理前の下ごしらえとして、日本酒や塩麹に浸けておくという方もいらっしゃいます。フードドライヤーで乾燥させた肉や魚なども戻して使う時に水ではなく日本酒に浸けておくと、より柔らかくおいしくお召し上がりいただくことができます。
ウミダスジャパンのフードドライヤーで乾燥させた肉や魚を調理する際には、動物性たんぱく質を柔らかくするフルーツ類や食品類、また麹類を使用して柔らかい料理に仕上げてみてください。